内定辞退はメールでもいいのか電話するべきなのか?辞退するときのポイントを解説しながらのサンプルあり
就職活動も終盤に差し掛かり、いくつか内定先をゲットした方が次に不安を覚えるのが内定辞退です。本記事では内定辞退するときのポイントを解説しつつサンプルの文章もつけています。参考にしてください
内定辞退はメールか電話か?
基本的には電話のほうが良い
社会人として相手に確実に伝えなくてはならないことは電話で直接連絡するのがマナーです。しかし、電話が苦手という方もいるでしょう。どうしても難しいときはメールでも大丈夫です。連絡をしないというのは一番やってはいけないことです。忘れずに内定辞退を伝えましょう。
内定辞退を伝えるときのポイント
内定辞退を伝えるときには2つほどポイントがあります。
- 内定辞退を伝える早さ
- 嘘をつかない(いらないことを言わない)
内定辞退を伝える早さ
内定辞退の意思が濃厚になったら即時に相手の会社に伝えてください。相手の会社も新卒採用の準備にはお金も時間もかかっています。入社することがなく関係がなくなるとはいえ迷惑をかけるのは社会人としてマナー違反です。
嘘をつかない
よく内定辞退の理由として、身内の病気のため地元で就職するなどがありますが、これは本当ならばいいですが、少しさらに質問されたときに簡単に嘘がばれてしまいます。
また、内定辞退の理由を聞かれた際にわざわざ別の会社名を言う必要もありません。「○○株式会社ですか?」なんて聞かれたら「そのあたりの会社です」ぐらいで大丈夫です。
電話で内定辞退を伝えるときのサンプル
電話で辞退するときのサンプルをつけておきます。また、要所ごとにポイントをつけて解説しています。
私、○○大学の○○と申します。
人事部新卒採用担当の△△様をお願いできますでしょうか?
まず自分の名前を名乗り、電話に出てほしい相手をお願いする
私、○○大学の○○と申します。△△様、ただいまお時間よろしいでしょうか?
相手の時間をとっています。電話をする時間があるかを聞いてください。
先日は内定のご連絡をいただきありがとうございました。
まことに身勝手を承知ですが、本日は内定を辞退させていただきたくお電話しました。
要件は簡潔に。伝えたいことだけを伝える(辞退の理由はこの段階では言う必要なし)
(理由をたいてい聞かれる)
親とも相談し、慎重に吟味した結果他の会社とのご縁を感じ、このような結果となりました
下手に理由を言うより、親を出してくると相手もそれ以上突っ込みずらい
(余程のことがない限り了承を得られる)
ありがとうございます。貴重なお時間をいただきながら、このような結果となってしまい申し訳ございません。それでは失礼いたします。
最後にもう一度お詫びの言葉を入れる
メールで辞退するときのサンプル
△△株式会社人事部新卒採用担当△△様
○○大学の○○です。
先日は内定のご連絡ありがとうございました。
まことに恐縮なのですが、貴社の内定を辞退させていただきたくご連絡差し上げました
親とも相談し、慎重に吟味した結果、他の会社の内定を受けることにしました。
貴重なお時間を割いていただいたにもかかわらずこのようなお返事となり、申し訳ございません
メールの場合も同様になるべく簡潔に要件がわかるように書きます。
内定辞退を他の人に任せる方法
エージェントを経由して面接等々を行っている場合、自分の代わりにエージェントが内定辞退を連絡してくれます。
エージェントからなぜ辞退するのか理由を聞かれると思いますが、こちらは
正直に伝えて大丈夫です。エージェントが上手く理由を伝えてくれます。
まとめ
内定辞退は決めたのであれば早急に行ってください
内定をいただいた会社と取引があった場合があります。お互いにぎくしゃくしないように穏便に内定辞退を行ってください。